本日のﾌﾞﾛｸﾞは板金ﾌﾞﾛｸﾞから、ﾏｾﾗﾃｨｷﾞﾌﾞﾘのﾌﾛﾝﾄﾊﾞﾝﾊﾟｰの補修作業のご紹介。ﾌﾛﾝﾄﾊﾞﾝﾊﾟｰの左ｺｰﾅｰがえぐれるように損傷しております。車の構造上ﾊﾞﾝﾊﾟｰやｻｲﾄﾞｽﾃｯﾌﾟｶﾊﾞｰ、車種によってはﾌﾛﾝﾄﾌｪﾝﾀﾞｰやﾊﾞｯｸﾄﾞｱなどに樹脂製ﾊﾟｰﾂが使用されております。その樹脂ﾊﾟｰﾂの多くはＰＰ（ﾎﾟﾘｶｰﾎﾞﾈｰﾄ）でつくられており、修理としては溶着や接着剤などで補強をして修理します。こちらの案件では、固いｺﾝｸﾘｰﾄとの様なものにﾊﾞﾝﾊﾟｰが接触したようで、ﾊﾞﾝﾊﾟｰ樹脂が削られておりました。今回の修理内容は、削り取られてしまった部分をﾌﾟﾗｲﾏｰで下処理してから接着剤で厚みを持たせて、下処理し部分塗装をさせていただきました。
左部分が固いものでえぐられているような損傷
塗膜を剥離して、樹脂部分の損傷をﾁｪｯｸ、薄くなった部分を接着剤で固めます
今回は修理費を安価にするため、部分塗装。できる限りぼかし際が目立たないところでぼかします
