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鈑金・塗装ブログ

2018/01/16

ベンツE300フロント廻り事故修理と安全性能の進化

メルセデスベンツE300(W212)のフロント部の事故修理です。
損傷はフロントバンパーとボンネットで、バンパーは交換をさせて頂き、ボンネットはアクティブ機能が作動しており、前方にポップアップしておりました。
ここ5年くらい前から搭載しているアクティブボンネットですが、万が一飛び出しなどで人を跳ねてしまった時に、衝撃を緩和する為にボンネットがピックアップする機能です。
仕組みとしては、ボンネット後部のヒンジ部分にポップアップするシリンダーが取りつけており、前方に取りつけてあるセンサーが感知してシリンダーが展開し、それがクッションの役目をすることで相手のダメージを軽減します。
この機能は前途に述べたとおり、急な飛び出しなどでレーダーセーフティーが効かない場合の対策として搭載されているものであります。

しかし、ここ30年程で車は劇的に進化しましたね。
EクラスだとW123シリーズだと、前後バンパーはスチール製で、跳ねられたら骨折ぐらいでは済まない位頑丈なものが付いてました。
それがW124~W210は樹脂製のバンパーでW211ぐらいからセーフティー機能がついて現在の姿になっております。
メリットは多いセーフティ機能ですが、デメリットを上げるとすると修理代金の高額化です。
これは仕方ないか・・・・