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整備ブログ

2021/02/13

フォルクスワーゲンザビートル車検整備、ビートル生産終了について

本日のブログはフォルクスワーゲンザビートルの車検整備のご依頼。定期交換部位のブレーキフルード、エンジンオイルは交換時期であり汚れもありましたので交換、バッテリーはテスターで測定すると内部のパフォーマンスも落ちており交換させていただきました。ご要望いただいておりましたブレーキ鳴きはの修理はフロントブレーキディスクとパットの交換で解消するかと思いますが、あいにくディクセルのパットの在庫がないためBOをさせていただき後日修理とさせていただきました。ところでビートルが2019年に生産終了になりました。理由はVWJ(フォルクスワーゲンジャパン)によると、モデルサイクルが終了したからとのこと、単純明快は理由ですが、VWはなぜ次のモデルを作らなかったのかということでしょうね。統計をみていると・・・

※カーグラ抜粋(日本における数字を見てみると、新型としてザ・ビートルが導入された2012年に7514台が販売され、輸入車のモデル別販売台数で10位につけた。その後は2013年に9045台、2014年に6722台が販売され、3年連続で10位となった。ところが、2015年に4123台に激減。その後も2016年が4199台、2017年が4426台と、大幅な反発の兆しはない。販売ランキングはそれぞれ18位、18位、19位となっている(単独車種で4000台以上は十分立派だが)。こうした状況を招いた原因として、例のディーゼルゲート騒動の影響に加えて、ザ・ビートルのモデルライフが進んで古くなったこともあるだろう。しかし一番大きかったのは、同じリバイバルカーのライバルであるMINIに「5ドア」が追加されたことではないだろうか。MINIの5ドアが日本に導入されたのが2014年10月。翌2015年にMINIは、前年から2500台近いプラスとなる2万1640台を販売。2016年、2017年には「フォルクスワーゲン・ゴルフ」を抑えてランキング1位となっている。MINIの場合は「クロスオーバー」や「クラブマン」なども全部含めた数字なので単純に比較することに意味はないが、ザ・ビートルのたどった下降線と相関関係があるのは間違いないように思う。言うまでもないが、3ドアより5ドアの方が便利である。MINIはグローバルでも2015年に、2014年比で12%増となる33万8466台を販売(当時の年間記録)しているので、世界的にも似た潮流があったと想像する。)

と書かれているように明らかに数字が落ちており、作っても売れねんじゃね。ということなんでしょうね、トヨタデいうとウラウンもレクサス(これは少し事情が違うが)に圧され販売終了だし、長期モデルでありながらそれなりに売れているモデルはモデルサイクルが長くてもモデルチェンジをしようとしないし、モデルチェンジに伴う排ガス規制の問題やその他膨大にかかるコストの問題など、これかモデルサイクルも変わってくるような気がしますね

各部点検後

定期交換必須のブレーキフルード

バッテリはパフォーマンスがおてました

エンジンエアクリーも小さな粉塵が詰まっており交換