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整備ブログ

2020/10/21

メルセデスベンツC280W202ハンドルがふらつく

本日のブログはメルセデスベンツC280W202のハンドルがふらつくといった症状のご依頼。まずはジャッキアップしてロードホイールをフリーの状態にしてから確認。ロードホイールをいろいろな方向にテンションをかけてみると明らかにステアリングリンクの辺りでガタが(‘Д’)原因はドラックリンクのボールジョイントのガタでした。ボールナットのステアリング機構はラックアンドピニオンと比べ部品点数が多く全体的にしっかりしていないとハンドルがふらついたり不安定がちになりますね。CクラスはW203からラックアンドピニオンになりましたが、ハンドルの切れや高額なラックアンドピニオンに比べ点数は多いもののブッシュの交換やリンケージの交換で改善するのでメンテナンス性は確実にいいです(^-^)

此方がドラックリンクタイロッドがついているので最低でもサイドスリップの調整は必要です

同時交換のアイドラアームのブッシュ

ルーフライニングのへたりがあり、張替えはちょっと・・ということでアルミ製のステーで加工しました