平素は弊社をご愛好頂き誠にありがとうございます。いよいよ2020年が始まりました!今年は56年ぶりに日本でオリンピックが開催される記念すべき年になりましたね、今年の夏はとにかく熱い夏になりそうです。さて、自動車業界が取り巻く様相もだんだんと変わりつつあります。先ずはEVへのシフトと完全自動運転の一歩手前のADASと呼ばれる運転手支援システムの導入。高齢者のブレーキアクセルの踏み間違え事故が多発し、社会問題になっており、免許書の早期返納案も出ているようですが、首都圏と地方では自動車の使い方が全く違うので、これをひとくくりにしてしまうのはあまりにも軽率だとの声も出ているようです。記憶に新しい首都圏で起こった暴走事故について、歩行もおぼつかない高齢者が運転し、ブレーキアクセルの操作を誤り、死亡事故を誘発させてしまった悲惨な事故では、運転免許を有するドライバーのモラルが欠けていたのは周知のところかとおもいます。人間が運転している限りこの様なモラルの欠如や、病気、ちょっとした油断などで、残念ながら事故は無くなりません。そこで今開発が進められているのがADASを搭載した車両です。既に市場にある物としては、日産自動車、スバルのアイサイト、テスラのオートパイロットなどがあります。前を走る車と一定の距離を確保して、レーンからはみ出さないようにハンドルを操作すると言った装置です。今後免許を取り上げるよりも、ADASが進化してADAS付きの車両しか運転出来ないといった制約があるような仕組みに成るような車社会が徐々に来ているように思えます。そして、弊社の様な一零細企業が、今後このような大きな流れにどのように対応していくかが課題になります。