メルセデスベンツのコンパクトカーの2代目となるA180の左クォーターパネルの交換作業です。
交換部品は写真のとおり、カットしてある部品が届きます。
フォルクスワーゲンなどの一部の車種はサイドパネルで供給し、必要な箇所をカットして使うタイプのものとメルセデスのようにカットしてある物を必要に応じて購入するというものがあり、こちらが一般的な供給形態といえます。
作業は、先ず損傷部分の測定から入っていきます。
修正機に車両をセットし、「ジグ」というアタッチメントを取付て寸法を測定し、フレームなどにダメージの波及がないか確かめます。
その後、外板パネルをカットします。
写真のように外板パネルをカットすると、何層にも補強のパネルが付いているのがわかります。
これでボディの強度を高めているのです。
外板パネルは柔らかい材質をつかい、内部のパネルには強度のあるパネルを使っている車両が多いです。
今回は幸いにも内部の損傷もなく、クォーターパネルの交換で修復ができそうです。