現行モデルの981ボクスターのアンダー部修理です。
シャシーの47%がアルミを使用しており、センタートンネルにおいてはマグネシウム合金が使われており、屋根が無いカブリオレの宿命ともいえる静的ねじれ剛性が40%向上しているというお車だそうです。
アンダー部はアルミ製の為、板金をするにも限界があり、今回はフロントアンダープレートが単体部品供給があるとの事でしたので、交換することにさせていただきました。
工場ラインではありませんので、スポット溶接はできません。
スポット溶接の代替え策としてあるのが、「リベット止め」で、フロントフロアパネルをセットで部品供給があります。
先ず、スポット部分をドリルで穴をあけてパネルを取り外します。
後はパネルをリベットでぱちぱちと止めていきます。
パネルが取り付くと雨水の侵入を防ぐ為にコーキングをし、それからペイントしていきます。