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鈑金・塗装ブログ

2017/09/14

ポルシェ993腐食修理&ルーフペイントその②

以前からお預かりしておりました、993のガルフオレンジにカラー変更のお車を納車させていただきました(^^)
シルバーからガルフオレンジのカラー変更という事で、かなりのイメチェンですが、本当にガラッと雰囲気が変わっちゃいましたね。
今回の作業の纏めですが、とにかく飛び石キズが多く、特にサイドシルのカバーは歪みが大きく、ドアパネルの錆など下処理にかなり手間取りました。
パテやサフェーサーで下処理を数回行い、出来る限り予算内で最大限の修理をさせていただきました。
実際、下処理を適当に行ってからのペイントは数年(下手すれば数ヶ月)で旧塗膜が表面に浮き出たり、艶が極端に退くなどの症状が出ます。
本格的なレストアになると、塗膜を全て剥離し、鋼板の状態からの下処理になりますが、今回は旧塗膜をある程度研磨して、サフェーサーで押さえてからペイントするやり方をとりました。
お客様のご予算と求める仕上がりに対して作業をさせていただく事になりますが、決して期待を裏切らない修理を心がけております。