おはようございます。最近天気が不安定でお預かり車両の出し入れに大変気を遣います。さて、昨日の作業ですが、メルセデスベンツC180のカブリオレの鈑金塗装作業。右クォーターパネル&ロッカーパネル付近の損傷の修理です。W204→W205に大幅に改良がなされた点を考えると、現行のcクラスは外装、機関ともにいいくるまだな~とおもいます。今回の修理は逆アール部分の鈑金で、中々難易度の高い修理です。基本的に10年以上前のモデルはどちらかというとふくらみのあるパネルが多かったのですが、現行のボディは一旦起伏に富んでいるため、当たり所が悪ければ少しの凹みでも交換が必要なケースにもなります。それなりには修復出来ますが、どうしても逆アール部分の歪みが100%は解消できません。今回は突起しているプレスラインの凹みだったので、出来るだけ逆アール部分は触らずの鈑金作業をしましたが、何とかかんとか賺してみても綺麗なラインが再現できました。
プレスラインの引き出し作業をして極力薄くパテを入れます
パテを乾燥中・・・
カブリオレの為、トランクがペイント時に邪魔になり、途中でトランクをホールドしながらの作業