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整備ブログ

2017/10/12

アウディA4車検整備・サスペンションの構造について

アウディA4セダンの車検整備です。
作業はブレーキフルードの交換とエンジンエアーエレメントの交換、フロントアッパーアームのブッシュ亀裂により前後アッパーアームブッシュを左右交換させていただきました。
KWの車高調が取りつけてあり、車高がノーマルよりも落ちている為、旋回時にアッパーアームに負担がかかり、亀裂が入っているのだとおもいます。
アウディA4(B8)のフロントサスペンションは5リンクからなる、マルチリンク式のサスペンション構造です。
サスペンションも走行時の居住性の向上やハンドル操舵性のの向上を目的として、現行モデルでは(マクファーソン、ダブルウイッシュボ-ン、マルチリンク式)といったサスペンション構造があります。
低価格車は製作コストが安い半面乗り心地が余り良くない(マクファーソン)高級車はコストはかかるが、乗り心地がよい(ダブルウイッシュボーン式)、その上の乗り心地が最上級の(マルチリンク式)と行ったように、用途と価格に合わせた設定があります。
ダブルウッシュボーンやマルチリンクはアームを多用するために重量が重くなりがちですが、アルミ素材を使うなど、コストはかかりますが乗り心地を追求する為に色々な思索がとられております。