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整備ブログ

2017/10/23

ポルシェボクスター車検整備・ポルシェの歴史に触れる

ポルシェボクスターの車検整備です。
パナメーラやSUV以外のリアエンジンを搭載しているボクスターや911シリーズは狭いエンジンルームの中で作業することになりますが、ボクスターに関してはソフトトップがあるために、一旦ソフトトップを開けてからトリム外し、エンジンルームへアクセスしなければ作業が出来ません。
プラグなどの交換はリフトアップをして下からの作業となりますが、パワステオイルの補充やエンジンのインテーク回りなどは、トリムをはずして上からの作業となります。
今回の車検整備はエンジンオイル&フィルターの交換、前後ブレーキパットの交換、エンジンエアークリーナーの交換、ブレーキフルードの交換、前後のスタビライザーリンクの交換となりました。

ポルシェは1948年に356(さんごろ)がデビュー、高級自動車の地位を確固たるものにしておりますが、創業当時のポルシェ社は創業者のフェルディナント・ポルシェが興したデザインを主とした(デザイン事務所)だったのは有名な話です。
それから、創業者の息子であるフェリーによって自動車の製造・販売が開始され現在に至っているわけですが、同族経営から色々な諸問題が発生し、2012年にはフォルクスワーゲン社がポルシェ社の全株を取得し、ポルシェは完全なフォルクスワーゲン社の子会社となってしまいました。
しかし、ポルシェ911シリーズでもみられるようにRRの駆動方式と独特なアーチを持つボディライン、そして911の特徴である(水平対向型のボクサーエンジン)はポルシェ社がこだわる理由として、ミッドシップである故にエンジン自体の重心を低くし、かつ振動が少なく耐久性が上がるため、高回転を回し続ける走りをする911などの車種はこのエンジンがうってつけだったのだとおもいます(間違ってたらすいません)
とにかく、日本車ではスバル社もボクサーエンジンを搭載している車種がありますが、大きなラインの変更がない911はニューモデルがでても、決して軸のぶれていない(粋な車)だとことは確かです(^^)