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整備ブログ

2015/03/28

ベンツG500Lの車検整備

車検整備でお預かりのG500Lです♪
新車から15年経過している個体の為、樹脂パーツの劣化が各部に見られます。
W463シリーズは過去のブログでも紹介させていただいておりますが、デビュー当時から変わらぬデザインでメルセデスの中ではかなり特殊なモデルといっていいと思います。
15年経過しても古さも新しさも感じない味のあるくるまです♪

さて、話はそれましたが、やはり各部若干のオイル滲みや定期的な部品の交換が必要でしたが、全て整備するとかなり高額な修理代になりますので、現時点で不具合の箇所の整備をさせていただきます、先ずは、ラジエターのサブタンクの劣化です。

LLCが漏れており、放っておくとオーバーヒートの可能性があります、またエンジンリブベルトの補助のアイドルプーリからの異音、エンジンオイルも傷んでおりました、あとはブレーキフルードの交換。
こちらは2年に最低一度は交換しなければ、一気にパフォーマンスが落ち危険です。
また、今回お預かりさせていただいた時にリモコンロックが作動しない症状が見られ調べて行くと、ドアロックのコントロールユニットの内部基盤がハンダ浮きなどの不良がありました。
上記内容を全て作業させていただき、次回までの12ヶ月、24ヶ月点検まで問題なく使用いていただけるよう点検整備をさせていただきました。